子供にとって春はストレス?見逃さないでほしい子供のSOS
桜も咲き始め、いよいよ春を感じられるようになりましたね。
子供も春休みになり、いよいよ新学期を迎えます。春は子供達にとっては大きく環境が変わる時期になります。その中で子供たちは環境の変化にきちんとついていけているのでしょうか?
春は大人にとっても、子供にとっても、環境が変わる時期ですね。
特に子供にとっては入園、入学があったり、クラス編成があったりと大きな変化があります。
その環境の変化に子供たちはキチンと対応をできているのでしょうか?
言葉では発せられないSOS
大人は知識もあり、感情のコントロールなどもできるので、ストレスや不安があるば、そのことをきちんと言葉にして伝えることが出来ますが、子供は大人と同じようには自分の気持ちを言葉でうまく伝えることが出来ません。
私の家の場合は下の子は普段からよく学校のことや友達のことを話す子でしたが、いつもと何か話し方が違ってきたり、イライラした口調になったりなどがありました。
上の子は下の子とは逆で、自分からあまり情報発信をせず、こちらから聞き出すと話してくれるというタイプです。なので、なるべく声を掛け学校の様子や友達の情報を聞き出してきましたが、やはり新しい環境の変化に対応が出来ていないときは、何気ない会話にきつい口調が見られたり、気持ちが不安定になのかと思わせる時がありました。
では、他にどのような態度でSOSが見れるか調べてみました。
・それまで好きだったものに興味を示さなくなる
・目を合わせて話をしない
・部屋にこもりがちになる
・怒りっぽくなったり、泣きやすくなったり、感情の波が大きくなる
・物や人に八つ当たりをしたり、扱いが雑になったりする
・目つきがキョロキョロとして落ち着かなくなる
・笑顔が少なくなる
このような態度が見られるときはやはり、新し環境に対して子供がストレスを感じているようです。そんなときはお子さんの話を聞いてあげてみるといいかもしれませんね。
特に、「笑顔が少なくなる」という事はやはり、子供にとってもよくないないし、親としても心配になりますよね。
そんなときは、その子の好きな事を一緒にやるとか、行きたいところに連れて行ってあげたりなどの気分転換をしてあげるのもいいですね。
子供の順応力を信じましょう
子供って大人が想像している以上に順応性があるみたいです。
それを私は身をもって知りました。
長女は、中学校入学当時、実はかなり深刻な人間関係の悩みを抱えていました(俗に言ういじめです)。彼女もなぜそのような行為が始まったのかまったくわからずでしたが、思い当たる節があると言えば、同じ小学校の男子が彼女に向けて放った言葉に、クラスの何人かが同調してそういう対象になったのか?その学年で女子に人気があった男子が彼女と小学校時代から同じクラスで、二人がふざけている姿を見て嫉妬心が芽生え、彼女にいじめという刃を向けられたのか?思い当たる部分はその二つだけだと言っていました。クラスでも部活でも女子からも男子からもその対象にされ、彼女の逃げ場は学校の中では保健室しかありませんでした。
親の私が見ても本人の衰弱ぶりが日に日にひどくなるのがわかりました。「学校に行きたくない」と悩む長女。その時は私も担任の先生に相談をしたり、本人と話しをしたりと働きかけました。数日後、学校に行くことを決め、何度か学校に行くことに心が折れそうになることもあったようでしたが、それ以降は休むことなく学校に通うことができ、数か月後には、その時では考えられないような笑顔を見せてくれるようになりました。
驚くことに、卒業するころには問題になっていた子たちとは仲良くなっていました。
高校生になって再び環境が変わった時にまたそのようなことがないか心配をしましたが、彼女は毎日元気に通学しています。
次女に関しては、中学入学当時は順風満帆というか、入学当時にいいお友達とクラスに恵まれ、小学校の時では考えられないようなリーダーシップを発揮し、とても充実した1年を送りっていました。しかし2年に進級しクラス編成をしたところ自分とまったく合わないクラスメイト(特に女子らしいです)に悩まされて「学校がつまらない、行きたくない」と言っていました。そんな彼女も充実した1年とまではいかなかったようですが、病欠以外では学校を休まず1年を過ごしてきました。
新しいクラスはどうなることやら(笑)
子供は大人では考えられないくらいのストレスや不安と戦っていたのでしょうね。
親があれこれと口や手を出さなくても、子供は自分で問題を解決していくのだと子供の成長を誇らしく思いました。
子供を信じて
お子さんのSOSに気づいてあげた時は、まずゆっくり話を聞いてあげましょう。
大人もそうですが、心に抱えてる気持ちを声にして誰かに伝えるだけで、かなり気持ちが楽になりますよね。
お子さんがどんな気持ちなのか、どうしたいのかを聞いてあげ、それでも子供のがんばる力を越えて解決できなくなってしまった事が生じた時には親が手助けをしてげましょう。
先に、親が働きかけてしまうと子供の順応性が鈍ってしまこともあるようです。
たとえば、いじめや強度のストレスなどによって、その子の人生がに大きな影響を与えるものに対しては、親が毅然とした態度で立ち向かわねばなりませんが、日常の小さなトラブルに対しては、子供を信じて見守ってやる姿勢と覚悟が親にも必要かもしれませんね。
放任するということではなく、一日の始まりや終わりには挨拶をしたり、その日あったことを目を見ながら聞いて、がんばったことがあればしっかり褒める。そういうことで子供の精神力は育つようです。
不安定な様子が春先だけとは限りませんが、大きな変化があるこの時期だからこそ、子供の不安を見逃さずにきちんと対応をしていきたいと思います。
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