柔らかさを調整して小さいお子さんにも食べやすく

豆腐ハンバーグは、かなり柔らかいので1歳未満のお子さんでも食べやすいハンバーグです。
付け合わせの野菜は柔らかさを調節して手づかみ食べにもなるので、お子さんの発達の食べる意欲にもつながります。

離乳食から通常食へ移行する際に活用したい献立です。

<豆腐ハンバーグ> 材料と作り方

(材料)~子供2人、大人2人分~
木綿豆腐…250g
玉葱…50g              
鶏挽肉…150g
パン粉…16g
卵…24g
塩…0.1g               
植物油…1.6g
 <A>
  醤油…7g
  塩…0.1g
  砂糖…5g
  みりん…1.6g
  片栗粉…1.6g
 <付け合せの野菜>
  さやいんげん…50g
  塩…0.6g
  植物油…2g
  人参…40g
  コンソメ…1.2g
  砂糖…0.4g
  バター…2g


(作り方)
1、玉葱はみじん切り、豆腐は水切りをしておきます。さやいんげんは食べやすい大きさにカットし軽く茹でておきます。人参は、横4等分にし、細い部分はそれを縦に4等分、太い部分は8等分にカットします。
2、水切りした豆腐、みじん切りにした玉葱、挽肉、パン粉、卵、塩を混ぜ合わせハンバーグのタネを作ります。
3、フライパン又はオーブンに油を入れてハンバーグを焼きます。
4、Aの材料を火にかけ、たれを作ります。
5、さやいんげんに塩をかけて油でソテーします。人参は人参がかぶるくらいの水にコンソメ、砂糖、バターを加えて煮ます。
6、ハンバーグにたれをかけて、いんげんと人参を添えます。

「TOFU」は世界共通の健康食品へ

豆腐は良質なタンパク質を含む大豆から作られ、非常に消化吸収に優れた食材ですが、タンパク質や脂質などの栄養素のみでなく、体の機能を調節してくれる食品としても注目されるようになってきました。

身体の調子を整えたり老化を遅らせたりする成分を持っている豆腐は、比較的にお肉を食べることが多い欧米等でも非常に高い関心を持たれている食材です。長寿の国・日本で食べられている豆腐は、世界でも「TOFU」として通用する言葉になっています。

今回のように豆腐ハンバーグにすると、子供達が喜んで食べてくれますので、豆腐と混ぜる食材に少し工夫してみると、好き嫌いの克服にも役立ちます。
例えばひじきと枝豆を一緒に混ぜたり、椎茸や人参もとても良く合いますよ。

関連するまとめ

疲労回復に酸味を効かせて 冷やし中華

夏の定番冷やし中華です。 保育園ではお子さんが食べやすいよう、タンパク源は鶏そぼろと炒り卵、野菜は全て茹でて…

管理栄養士 宮本仁美 / 2943 view

ミネラルたっぷり!お子様も喜ぶほうとう風うどん

ミネラル豊富な野菜がたくさん入ったうどんです。中でも、大根やニンジンなどの根菜類や、かぼちゃには、身体を温め…

管理栄養士 宮本仁美 / 2711 view

風邪予防に じゃが芋のポタージュ

じゃが芋には、免疫力を高めるビタミンCが多く含まれており、風邪をひきにくい身体を作ってくれます。 また、玉葱…

管理栄養士 宮本仁美 / 2451 view

クックパッド絶賛!油で揚げない、丸めないコロッケ「スコップコロッケ」

先日TBS『ジョブチューン~アノヒミツの職業ぶっちゃけます!』で日本一のレシピサイト・クックパッドのぶっちゃ…

piyoママ / 3299 view

いますぐ食べたーい!そんな手軽にできるプリンレシピ

プリンが食べたーいって思う時がありませんか? お風呂上りや夜ちょっと甘いものないかなぁっ...て冷蔵庫をのぞ…

マイマム編集部 / 3498 view

関連するキーワード

管理栄養士 宮本仁美

プロフィール
宮本仁美
1968年生まれ、1991年女子栄養大学を卒業
平成11年社会福祉法人 高砂福祉会 六高台保育園入職

以降、栄養バランスのとれた保育園給食献立の作成を行ってきた。 

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

ママchanコンテンツ

幼稚園・保育園向けママchanフリーペーパー

人気のキーワード

いま話題のキーワード