外出をどの程度の期間控えるか

インフルエンザになった場合には、外出するのをどの程度の期間控えるといいのでしょうか?一般的にインフルエンザが発症する前と発症した後の3日~7日間は、ウイルスが潜伏していると言われています。そのため、この期間、患者は感染源になってしまう可能性があります。

潜伏しているウイルス量は熱が下がってくるにつれて少なくなってきますが、ウイルスが熱が下がった後も潜伏していると言われています。潜伏期間には個人差がありますが、咳などが継続している時には、周りに気配りするためにマスクをするなどしましょう。

なお、学校保健法においては、インフルエンザによる学校への出席を停止する期間は、熱が下がった後2日が経つまでとなっています。しかし、病状によって、学校医などが伝染の心配がないと判断した場合は例外となっています。

仕事を5日間は最低でも休んで外出しないようにする

高い熱が出て節々の痛みや寒気など、いろいろな症状が、インフルエンザにかかった場合には出てきます。大人の場合には、熱は数日すると下がり、楽に身体がなってくる場合もあります。
自分の体の調子が良くなると、会社にそろそろ出ようか、と思うのではないでしょうか。しかし、感染症であるインフルエンザの場合は、判断を自分一人でするのは危険です。

では、インフルエンザになった場合には何日休めばいいのでしょうか?出席停止期間が学校の場合にはあり、5日間は最低でも自宅にいる必要があります。大人の場合も、インフルエンザが発症した後、感染の心配が3日~7日間はあります。

熱が下がって楽な症状になったということでも、身体の中からウイルスは出ていない恐れがあります。会社内で周囲の人に感染して流行しても問題になるため、仕事を5日間は最低でも休んで外出しないようにする方がいいでしょう。

インフルエンザの発症後の3日~7日間は外出しない

インフルエンザにかかって、高い熱が出たので病院に行って診てもらったところ、インフルエンザであると診断されるようなこともあるでしょう。しかし、熱もすぐに下がって、会社にすぐにでも行けるような状態になります。

でも、熱が下がったからということでも油断はしないようにしましょう。ウイルスが完全に体の中から無くなっているとは限りません。仕事を休んで、さらに会社の人にインフルエンザを移したのではどうしようもありません。

では、インフルエンザになった場合には、外出するのをどの程度の期間控えるといいのでしょうか?厚生労働省の公式サイトを見てみると、ウイルスをインフルエンザが発症する前と発症後の3日~7日間は排出するとなっています。そのため、この程度の期間は外出するのを避けた方がいいでしょう。

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記事監修:薬剤師白石厚子

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