「●●したって本当なの!?」と聞く

子どもが「嘘をついているな」と感じたら、まずは「●●したって本当なの!?」などと、そのことを口に出して聞いてみてください。

もし、真実を話しているならば、即答で「はい」などと答えるはず。
けれど、嘘をついている場合には「●●したのは本当だよ!」と、質問内容を確認するように反復してくるはずです。

人は嘘をつくと、自然と事象を強調したい心理が働きます。
そのため、嘘をついていることを反復して話したがるのです。

この心理戦は、実は子ども以外にも有効な手段なので、夫の嘘を暴くときにも活用できますよ。

また、質問をする際には自分の前に正座をさせると効果的!
人間は、正座の姿勢でいるときには嘘をつきにくいという実験データがあるようなので、意外と本当のことを素直に話してくれるかもしれませんよ。

「5W1H」で聞く

次は、5W1Hで質問する方法で、「いつ」「どこで」「誰と」「何を」「なぜ」「どうやって」の内容を含めて質問してみてください。

子どもが小学生以下なのであれば「いつ」「どこで」「誰と」「どうして」の4つ、幼稚園以下の場合には「いつ」「どうして」の2つだけでも構いません。
大切なのは「どうして」の部分で、理由を確認することが大切なのです。

真実を子どもが語るなら、動揺せずにスラスラ答えることができるはず。
少し、まごつくことはあっても、矛盾は生じないでしょう。

しかし、嘘の場合には、その場で話を作る必要があるため、話の内容に矛盾が生じてしまいます。
また、知恵がついたと言っても、子どもは純粋な心を持っているので、嘘をつくときには親の目を見返すことができないでしょう。

目線を合わせず、そわそわしている様子なら、嘘だと見抜き、子どもを傷つけないように上手に真実を聞き出してくださいね。

「お母さんは嘘をついていることを知っているのよ」と言う

そして最後は、嘘をついているなと感じたら、「お母さんは嘘をついていることを知っているのよ。何の話かわかる?」と聞いてみましょう。
「お母さんが怒っている理由がわかる?」でも構いません。

もし子どもに罪悪感があるのであれば、「え?」と驚いた顔をして動揺することでしょう。
この、「え?」が見極めのポイントです。

「何のことかわからない!」というフリをしようとして、聞こえているにも関わらず聞こえなかったフリをするのです。

この言い方をすることで、芋づる式に知らなかった新たな嘘が出てくる可能性もあります。
「もう、知っているのよ!」ということを伝えることで、子どもは隠すことが難しいと感じ、素直になるのです。

もし子どもが見当違いな返答をした場合には、「●●は嘘でしょ。お母さん知っているのよ」と具体的な事象も出してみましょう。
嘘であれば、「え?」と聞き返した後に言い訳を始めるでしょうし、嘘をついていなければ、「本当だよ」と言ってくるはずです。
そのときに、「え?なんで?」と聞き返してきた場合は嘘をついている証拠です。

嘘だとわかった場合には、子どもの心を安心させたうえで、正直に話ができるように誘導してあげてくださいね。

いかがでしたか?

読んでみると、ふむふむと納得してしまう内容もありましたね。
子供の心を傷つけない為にも、嘘と真実はしっかり見分けたいものです。

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はじめまして。三十路の2児の父、BIGパパと申します。
(実は、年内に3児になる予定です。)
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これから、イクメンパパとして様々な情報を投稿していきたいと思います。

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