出産ってどんな方法がある?

一言に「出産」と言っても、その方法は人それぞれ、今はいくつかの選択肢があります。

年齢や妊娠の状態によっては選べない場合もありますが、ある程度の年齢までで、健康で、妊娠状態が良好な場合、出産の方法を選択することができる場合もあります。

ではいま現在、産科ではどのような方法を選択することができるのでしょうか?


(…ちなみにですが、私は2回出産していますが、2回とも通常分娩での出産をいたしました。)

1、通常分娩

言わずとしれた、ごく一般的な出産方法で、多くの病院では特に妊娠に問題がない場合はこの方法をとっているかと思います。

妊婦さんの陣痛が自然に来るのを待って出産する場合や、陣痛促進剤を使用して出産する場合もあります。

また同じ通常分娩でも、病院によって局部麻酔の使われ方や、会陰切開の方法、タイミングなどが若干異なるようです。

2、帝王切開

通常分娩での出産が難しい場合、多くの病院で次に取る方法です。

なぜ「帝王」というかというと、ドイツ語で「 Kaiserschnit」といい、これを医療関係者では略して「カイザー」というようです。
この「カイザー(独:Kaiser)」をそのまま「帝王」と和訳してそう呼ばれているようですね。

部分麻酔、あるいは全身麻酔を使用しての出産で、子宮を切開しての出産となります。

3、無痛分娩

最近、クリニックを中心に増えてきている出産方法です。
鎮痛方法を用いて出産を行うため、陣痛の痛みが少なく、鈍痛程度で済むことが多いようです。

無痛分娩の鎮痛方法は2種類あり、一般的に「硬膜外麻酔(こうまくがいますい)」と「静脈点滴」の2種類の鎮痛方法があるようです。

それぞれのメリット&デメリットは?

ざっと3種類の出産方法をご紹介しましたが、これ以外にも助産院での出産なんかもありますね。
(→その場合は麻酔・会陰切開などない、通常分娩、といった感じでしょうか)

ではそれぞれ、どんなメリット&デメリットがあるのでしょうか?



※以下、メリット・デメリットはワタシ個人の主観もはいっております。
(特に「通常分娩」)

【通常分娩】メリット

■妊婦さんとお腹の赤ちゃんにとって、ごく自然な方法での出産ができる。

■大抵の病院で行える出産方法なので、病院の選択肢が増える&場所を自由に選べる。

■出産費用が(特殊なケースを除けば)比較的安価に抑えられる。

(ワタシ個人的にはこれらがあとから一番良かったと思えるのですが…)
★通常分娩を経験すると、とにかく「痛み」に強くなる!
★ちょっとやそっとでは動じない「妙な強さ(あるいは、自信?)」が身につく。

【通常分娩】デメリット

■出産に際して、陣痛〜出産後まで、とにかく激痛が伴う。

■自然な出産を促す場合が多いので、出産時間が長時間(1〜2日)となる場合もある。

■痛みによって高血圧を引き起こし、脳出血などを起こす場合もある。

■自力で出産しなくてはならないので、妊婦さんの体力的な負担が大きい。

【通常分娩】★おすすめなのはこんな人!

通常分娩は妊娠の経過に問題がなく、自然な方法での出産を行いたいという方におすすめです。
場所の選択肢も多いので「自分好みの出産方法」を目指したい方にも良いですね。

また比較的我慢強く、痛みに対して恐怖心の少ない方のほうが向いているのではないでしょうか。

通常分娩には大変な苦労を伴いますので、精神的な成長を目指したい方や自信を身に着けたい、とうい方にもおすすめかもしれませんね。

【無痛分娩】メリット

■痛みを抑えての出産なので、とにかく痛みが少ない。痛みの恐怖から開放される。

■予め出産日を決めて出産することができる。

■出産までの時間を、穏やかにリラックスして過ごせる。

■体力の消耗を抑えられるので産後の回復が早い場合が多い。

【無痛分娩】デメリット

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タネちゃん。

働くお母さん。
時に謎の神経質、それ以外は適当かつ豪快。
好奇心旺盛な楽観主義者。

お母さん歴はまだまだの新米かあさん。
息子と娘の育児に日々、奮闘中。

まだまだ「タネ」だけど、いつか、「お母さん」の花を咲かせたい☆
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