日本ではいまだ流行 はしか、風疹

予防接種を受けることで大幅に減少したはしかと風疹。
しかしながら欧米や韓国では撲滅されているのに対し日本ではいまだに流行がみられます。

幼い頃に予防接種を受けるため子供の罹患は減少していますが、10〜20代での感染が多く見られるのです。
要因の一つはワクチンの接種回数が守られていないことがあげられます。

はしかは非常に伝染力が強いため感染するとほとんど発病しますが、1度かかると免疫ができるため再度かかる恐れはありません。

はしかの症状

症状として熱の出方に特徴があります。
発病すると「カタル期」「発疹期」「回復期」の順で進行します。

「カタル期」は3〜4日間続きます。
37〜38度の発熱と鼻水、くしゃみ、せきが出た後、目やに、結膜炎、激しいせきがでてきます。
また口の中や舌、頬の内側にコブリック班と呼ばれる白いブツブツができます。このブツブツは1〜2日たつと崩れ口の中がただれ、痛みが強く出てきます。

「発疹期」は4〜5日間。熱は少し下がりますが、再度上がり同時に発疹がでます。熱は40度と高熱となることもあります。発疹は首、顔、胴体、手足の順で全身に広がり、発疹同士がくっつき大きな斑状となります。またせきはさらに激しくなります。

「回復期」は3〜4日。発疹が全身に広がると熱も下がりせきも軽くなります。発疹の跡が残りますが少しずつ色が薄くなり、しばらくするときれいになります。

風疹の症状

風疹ウイルスの感染により発症しますが、はしかほど強くはなく症状がでない場合もあります。
小さな赤い発疹がでることから始まり、軽い発熱、鼻水、せき、首や耳の後ろのリンパ節に腫れが見られることもあります。
発疹は3〜5日で自然に消え、ほかの症状も治ります。

はしか、風疹 家でのケアについて

風疹は安静にしていると治ってきます。
はしかは高熱、激しいせき、発疹など症状がつらいため、少しでも過ごしやすい工夫をしてあげましょう。
解熱剤は初期に使いすぎると病気が長引くことがあるので気をつけて。

水分補給はこまめに行い、食べやすいものを食べさせてあげましょう。またお風呂に入れない期間が長いのでお湯で絞ったタオルで体を拭いてあげましょう。
肌を清潔に保つのと同時に気分も少しだけ楽になります。

どちらも感染を拡大させることのないよう看病する人たちも手洗い、うがい、マスクの着用を行うなどしましょう。

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記事監修:薬剤師白石厚子

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