西部ガス株式会社が、動画「火のあるくらし『桧山タミ先生』篇」を公開します。

本動画では、92歳の今でも現役で活躍する料理研究家・桧山タミさんが、家族を思いやってつくる料理の美味しさやエネルギーについて語ります。

「楽しんで作ったのはご馳走」「美味しいものを食べさせてあげたいって思う心が一番」など、料理に家族への愛情を込める桧山さんのポリシーが伝わってきます。

家庭における食の大切さを考えさせられる内容です。

動画「火のあるくらし『桧山タミ先生』篇」について

動画「火のあるくらし『桧山タミ先生』篇」 YouTubeURL

「もー、大変だから、そういう時は、ご馳走じゃなくていいですよ、あるもんで。おにぎりでも作ってやって」

「大変と思うと、ご馳走やないよって」

ゆっくりと鍋を火にかけ、丁寧に茶碗にご飯をよそう姿が印象的です。

「だけんね、楽しんで作ったのはご馳走。私ね、頑張らんでいいよって。その代わり、誰が食べると、誰が学校行くと学校まで美味しくなれ、行くときに美味しくなれ美味しくなれって言ったらちゃんと美味しくなります」

大切なのは豪華な料理を作ることではなく、自分自身が楽しみながら、家族一人一人への愛をこめて丁寧に作ることだと語る桧山さん。

「握ると、やっぱりなんか、違うんですよ。エネルギーが入ってくるのとこないのの差かなってぐらいで。だから、思いって通じるんですよ、必ず」

「だから、料理っていうのには、本当決まりってないんですよ。その日の気候と食べる人によって、変えてあげれば、良いんですよ。いつも家族のことを思ってやる。あ、今日はご主人が疲れとったけど、夕方まで大丈夫かなとか」

「だから、子どものことを思ってたら、子どもって絶対早く帰ってくるんです。お母さーんって言って帰ってくる。作る人の愛情ですか。美味しいものを食べさせてあげたいって思う心が一番、大切やないかなって」

―思いが灯れば、すべてがごちそう。

桧山タミさん プロフィール

92歳で現役で活躍する料理研究家。福岡市中央区で「桧山(ひやま)料理塾」を開き、20~70代の幅広い世代の生徒たちに、「ほんもの」の美味しさを伝えている。2017年には、著書「いのち愛しむ、人生キッチン」を出版。調理のコツや使い心地の良い道具を紹介するとともに、料理を楽しむための助言をまとめている。

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記事監修:薬剤師白石厚子

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