ふわふわ食感で食べやすく 小さなお子さんにも

豆腐が入る事でかなり柔らかいつくねです。
丸めるのは少々大変ですが、出来上がりはふわふわとしていて1歳未満のお子さんでも食べやすくなっています。

ひじきを細かくしてしまえば舌触りもより良くなり、口内炎でも食べられるやわらかいつくねになります。
ひじきはこの時期必要なカルシウム、鉄分を多く含むので、ぜひ意識して摂ってもらいたい食材のひとつです。

<豆腐とひじきのつくね煮> 材料と作り方

(材料)~子供2人、大人2人分~
木綿豆腐…150g
鶏挽肉…60g
長ねぎ…15g
芽ひじき…2g
卵…15g
パン粉…9g
水…500㏄
食塩…1.2g
砂糖…17g
醤油…14g
さやえんどう…6g


(作り方)
1、長ねぎはみじん切り、ひじきは戻しておく。さやえんどうは4等分程度に切って茹でておきます。
2、豆腐、鶏挽肉、長ねぎ、ひじき、卵、パン粉を混ぜ合わせます。
3、水、調味料を入れ沸騰したところに2、を丸めて投入していきます。(水の量は調節して下さい)
4、皿に盛り、さやえんどうを乗せます。

カルシウム豊富なひじきを食べよう

ひじきは海藻の一種で、その成分はカルシウムや鉄分が非常に豊富に含まれています。その含有量はなんと、カルシウムは牛乳の約12倍、鉄分は鶏レバーの約6倍も含まれるのです。
またひじきの約半分は食物繊維からなっており、その量はごぼうの約7倍にあたります。

カロリーも少なく栄養価も非常に高いひじきですが、なかなかお子さんが食べてくれないこともあります。
そこで今回の献立のように混ぜ込んでつくねにしたり、ご飯と一緒に炊いてひじきの炊き込みご飯にするとお子さんも喜んで食べてくれます。
ぜひお試しください。

関連するまとめ

食欲の落ちる時期に あんかけチャーハン

食欲の無くなりやすいこの時期に腹もちの良いお米をしっかり食べる事で、摂取したエネルギーを持続させましょう。

管理栄養士 宮本仁美 / 2297 view

肥満改善効果も 大豆の炊き込みご飯

ご飯だけだと味噌汁と一緒に流し込みがちになりますが、大豆や油揚げが入っている事により、良く噛んで食べる事が出…

管理栄養士 宮本仁美 / 2126 view

便秘がちなお子さんに りんごハチミツ寒天

最近、毎日排便がないお子さん、決まった時間に排便がないお子さんが増えてきていますがそんなお子さんの為にはとて…

管理栄養士 宮本仁美 / 2148 view

成長期にピッタリ 豆腐のうま煮

豆腐の原料である大豆は、畑の肉と言われ、良質なたんぱく質と脂質を含む、栄養価の高い食材です。 またビタミンD…

管理栄養士 宮本仁美 / 3722 view

冬の野菜「白菜」 旬の白菜を使った時短料理はいかが?

今、まさに旬の「白菜」。 お鍋の具材には欠かせないですよね。 この時期、お値段も安く手に入る白菜。 ぜひ白菜…

マイマム編集部 / 2479 view

関連するキーワード

管理栄養士 宮本仁美

プロフィール
宮本仁美
1968年生まれ、1991年女子栄養大学を卒業
平成11年社会福祉法人 高砂福祉会 六高台保育園入職

以降、栄養バランスのとれた保育園給食献立の作成を行ってきた。 

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

インフルエンザ特集

インフルエンザ対策

人気のキーワード

いま話題のキーワード