魔の二歳児、本領発揮中…

下の子が産まれてすぐくらいから、赤ちゃん返りも少しありつつ、絶賛イヤイヤ期に突入している我が家の息子。

なんでも自分やりたがるけど、まだ上手には出来ない、やるといってはみたものの、いざやろうとするとやりたくなくなる、やると言いつつふざけて遊びだしてしまう…

忙しい時や夕食などを準備している時にこの状態の息子が出現してしまうと、赤ちゃんを面倒見ながらバタバタとしている食事の準備が、さらにカオスとなってきます(笑)

大抵は、ひとしきり暴れて癇癪を起こし、ものに八つ当たり→結果、私に怒られる→大泣きする、で収束するのですが、5分後にはまた振り出しに戻ることもしばしば。
そうなってくると流石にこちらも我慢の限界、時間も時間だし、もう相手してる場合じゃない!となって、精神的にもどっと疲れてしまいます。

これこそまさに魔の二歳児・イヤイヤ期…。

お母さんだってイヤイヤになっちゃいます!

きっかけは保育園の先生の一言

自分もその状態になってみると、育児ノイローゼになってしまうお母さんが多くいるのにも納得してしまいますね。

このイヤイヤ期、なにかうまく乗り切る方法はないかな〜と、ふとしたことで保育園の先生にこの状態をお伝えしたら、そこから良い方法を思いついたのでご紹介したいと思います。


その方法とは『イヤイヤ期』を『なんでも自分でやりたい期』に変えてしまう、というもの。


これは連絡ノートに昨日の息子の様子を書きその対応に少し困ってしまうことがあります、と記した日の先生のお返事、

「まさにイヤイヤ期あるあるですね!でも、なんでもやりたがる時にやらせてあげないと、そのうち自分で進んでやらなくなってしまう、と何かで読んだことがあります。ちょっと付き合うつもりで出来るだけ◯◯くんにやらせてあげるようにしたいものですね!」

これを読んで、「あ、そうかなるほど」とひらめきました。

『なんでも自分でやりたい!期』お母さんも大助かり〜 

例えばうちの息子の場合、帰ってたらまずおトイレで排泄トレーニング、そのあと手洗いうがいをしておやつを1つもらう、という流れで進めていますが、ココで始まるのがイヤイヤ期…泣

まず、じゃあトイレにいくよ〜というと「行かない!」と断固拒否。
じゃあトイレはいいのね?と聞くと「(おしっこ)でる〜!!」と怒る。
じゃあトイレ行こうよ、というと「まだ!行かない!やだ!」とやっぱり拒否。

このやり取り、繰り返しているだけでちっとも先に進まず、家に帰ってきただけで20分ほど経過することもしばしば。

そこで「トイレ行こう」ではなく、「◯◯くん、トイレ一人で上手に行けるかな〜?お母さん手伝う?」と伝えると「やだ!出来るよ!」といって自らトイレにダッシュ、「ズボンは自分で脱げるかなぁ?手伝おうか?」というと「やだ!」といって自ら脱ぐ、「一人でトイレに乗れる?お母さん抱っこする?」と聞くと「(抱っこ)しない!」といって自分で座る、といったように、イヤイヤ期特有の、「何でも自分で、一人で」を上手に刺激してあげることで驚くほどスムーズに事が進むように成りました。

これはうちの息子の場合、

自分でやろうとする→上手にできない→手伝う(やってしまう)→◯◯◯(自分)がやりたかった〜!と泣いて怒る→一からやり直し

という具合に、自分でできるようになったことをとてもうれしく思っているようで、とにかくなんでもやりたいのです。
そして出来た時の得意顔たるや、見ているこっちも思わず嬉しくなってしまうほど。


そこでこの気持を上手く刺激して自分で進んでやるように誘導し、上手にできた時は必ず「おー!一人で出来たね!上手だね〜!お母さんうれしくなっちゃったよ!」と私の気持ちを伝えたうえで沢山ほめてあげるようにしています。
時には出来ない時もありますが、その時は一緒にひとつひとつ確認しながら教えるように手伝って、息子が自分でやったんだ!と思えるように心がけるようにしています。

忙しい時ほど、上手にイヤイヤ期を利用しちゃいましょう

この方法を始めると、うちの息子は自分の支度から、おもちゃの後片付け、食事の方法まで、驚くほどの勢いで上達し、こちらの言うこともよく理解して出来るように成りました。
そして何より、息子を怒る回数も激減したのです。

一番驚いたのは食事の際のお箸。
これまでは、スプーンとフォークを使って食べていましたが、大人の真似をしてお箸を使いたがるので、少し早いかな?とも思いましたが、やりたがるうちがチャンス!とばかりに、小さい子供向けの補助がついている「エジソンのお箸」を使わせ始めました。

最初は上手く握ることすら難しかったのですが、毎日持っているうちにすぐに食事を箸でつまめるように成り、口に運ぶことも出来るように成りました。
この上達の速さは、やはり自分でやりたい!と思っているからなのでしょうね。

そして嬉しい誤算だったのは、エジソンのお箸を使って食べるようになってすぐ、今までは赤ちゃん握りだったスプーンやフォークの持ち方も、こちらが直さなくても自ら正しい持ち方で持てるようになったこと、です。

この結果、食事も非常にスムーズに自分で食べられるようになりました。

今はまだ育児休業をとっているので朝はそれほどバタバタしませんが、仕事に行くようになった時、この成長は働く母親としては非常に助かりますよね!


イヤイヤ期、というと何もしたくない!なんでもイヤ!となるように思いがちですが、実は子供の自我の芽生えであったり、成長著しい時期の証拠でもあったりするので、成長を促す形で上手に利用することで、親子にとってとても良い「成長」の時期とすることが出来るのではないでしょうか?


側で見ている親として、なんでも反発する扱いづらい子、ではなく、成長しようとしている頼もしい我が子、にしてあげたいものですね! 

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タネちゃん。

働くお母さん。
時に謎の神経質、それ以外は適当かつ豪快。
好奇心旺盛な楽観主義者。

お母さん歴はまだまだの新米かあさん。
息子と娘の育児に日々、奮闘中。

まだまだ「タネ」だけど、いつか、「お母さん」の花を咲かせたい☆
皆様どうぞよろしくお願いいたします。

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