ここが変だよ「グンマー」県 〜「隣組」篇〜
はじめまして、ぐんまちゃんです。
といってもぐんま歴3年のまだまだひよっこぐんまちゃんです。
みなさん、「隣組」って聞いたことありますか?
はじめまして、ぐんま初心者のぐんまちゃんです。
結婚するまで都内で10年以上、そこから群馬へ突然やってきた、グンマー歴3年のぐんまちゃんです。
群馬県ってどこにあるの?北関東?という程度のレベルで群馬に引っ越したらどうなるか…(笑)
私が日々経験している群馬の日常、子育てについてこれからご紹介していこうと思います。
まず、今回は最初の衝撃「隣組」について、ご紹介していこうと思います。
群馬県、S川市。温泉があり、緑豊かな「田舎」
私が住んでいるのは群馬県S川市。
◯◯温泉、◯◯◯温泉が近くにある、いうなればお山の直ぐ近くにある、ほっこりするほど田舎の市です。
少子高齢化の煽りをしっかりと受け、子供が少なく、ご年配の方が多い人口比率、なので比較的、保育園等への入園には困らないエリアでもあります。
さて、タイトルにもある「隣組」。皆さん、聞いたことがありますか?
実は私、この名前を聞いたとき、真っ先に頭に思い浮かんだのは、戦時下における、あの「監視組織のこと?」でした。
「隣組」とは?
隣組(となりぐみ)は、概ね第二次世界大戦下の日本において各集落に結成された官主導の銃後組織である。
大政翼賛会の末端組織町内会の内部に形成され、戦争総動員体制を具体化したものの一つである。
はい、私の知識の中での「隣組」も、これとまったく同じものでした。
ですので、初めてその名を聞いたとき思ったことは「こわっ!」です(笑)
(これ、群馬県に昔から住んでいる方にとってはごく普通の名称なのでしょうか。)
初めて聞いたのは旦那さんのお義母さんからでしたが、あなた達の家はここの隣組になるから、もうお願いしておきましたよ、と言われ二度目の衝撃。
「え、入れちゃったの?(勝手に?)」と唖然としたのを覚えています。
やってみたらすごかった「隣組」ルール。
望んでいなかったのに始まってしまった「隣組」としての新生活。
新居完成後、まずは引っ越しの挨拶に隣組全員の家に粗品(タオル)を持ってご挨拶にいけ、が最初のミッションでした。
しかしその時、私は第二子妊娠直後。
あるき回るのは無理…ということで旦那さん一人にお願いしたら、「夫婦揃って挨拶に来やしない」と早くもチクリ。
なんとも堅苦しい組織です(笑)。
隣組、とは言いますが、戦時下のような組織では当然ありません。
しかしそこにはどこか「連帯責任」「悪いものは吊るし上げる」という精神がしっかりと根付いていて、いちいち驚かされます。
まず、年に数回ある「草むしり」とうの整備活動。
これに参加しないと「出不足金」という名の罰則金が徴収されます。その額、一人千円。
ボランティア活動なんじゃないの?!と耳を疑う内容でしたが、ここ出身の旦那さんは、昔からそうだから、となんの疑問もない様子。
うそだろ(笑)
この他にも年末の募金等は金額指定で組長が家まで徴収にくる、自治会費が結構高い(7,000円程度)、役員が手当をもらっている、自治会費で旅行に行ってる、研修費など使途不明金がかなりある、など、やればやるほど、馴染みのない私には不信感というか不条理な気持ちが湧き上がるばかり。。。
これ、絶対おかしいだろ。
そこで2年目からは「隣組」辞めます宣言!
内情を知れば知るほど、不信感が募り、不平等で、働く世帯からお金徴収する組織、に感じるようになっていた私のところへやってきた現組長。
対応したのは旦那さんでしたが、何やら玄関先で揉めている。。
インターフォンのカメラを起動して会話を家の中から聞いてみたら、
「来年はお宅が組長やるって聞いてますので」
「そんな話していないですよ」
「いや、私はそう聞いてますよ、皆もそう言ってますし」
「皆って誰ですか、そんな話した人だれもいませんよ!」
こんな感じのやり取りでした(笑)はは、無理やり押し付けに来ましたね、組長という面倒臭いお仕事を。
ここで初めて旦那さんが、おかしい!と言い出す。
ええ、私、最初から言っていましたよ、この組織、なんか変だと。
群馬県民じゃない私だから感じているのかと思ったと旦那さんは言っていましたが、いやいや、ちょっと近年にはない感じだと思いますよ、やっぱ田舎だから時間が止まってるんだね〜昔のままで、と伝えた所、
旦那さん、もう隣組抜ける!宣言。
おお〜!!拍手喝采です。
さて、辞めるにはどうすれば?
旦那さん曰く、辞めるって言った人、多分これまでにいないんじゃないかな…。
え、これまたうそだろ、最近じゃ町内会加入率50%、なんてところもざらにあるこのご時世に、100%死守って、こりゃまた凄い組織だ。
なので辞めるにもすったもんだ、最初に隣組を束ねている理事?のところへ電話して「今年度いっぱいでやめます」と伝えたものの、自分は判断できないので上の人に報告するからそちらで話してくれ、とのこと。
そしてやってきました、全てを統べるドン、「理事会長」です。
最後は「お金だけ払ってくれれば…」と真の本音がチラリ(笑)
関連するまとめ
都内→結婚を機に群馬県へ移住。
群馬県S川市に住んでいます。
初めて目の当たりにする「グンマー」に戸惑いながら、2児の子育て中・ワーキングマザー。
「グンマー」での子育て、家族の日々をお届けましす。
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