「赤ちゃんが欲しい」でもどうしたらいいの?第2回(全5回)
「結婚して5年になるけど、子供がなかなか出来ない。」でも医療機関に行くのはちょっと。。その前に色々情報知りたい。
「二人目がなかなか。。」そんな思うように「赤ちゃん」が授からない。現代ではそんな人が急増しています。「一体どうしたらいいのか?」
実体験を交えてお話ししたいと思います。
赤ちゃん欲しいけど。。。
「結婚して5年になるけど、子供がなかなか出来ない。」でもいきなり病医院に行くのはちょっと。。その前に色々情報知りたい。
「二人目欲しいけどなかなか。。」そんな思うように「赤ちゃん」が授からない。現代ではそんな人が急増しています。
そこで病院に行く前に知って欲しいことを書いてみます。
不妊症の人ってどのくらいいるの?
現在日本では、カップル10組に1組、あるいは5組に1組の約140万人が妊娠、子作りに思うような結果が得られていません。そして不妊治療専門の医療機関を受診するカップルが急増しています。
実際こんな話もあります。現代では、子供約36人に1人が不妊治療(生殖補助医療)で出生しているというデータがあります。これは小学校の1教室に1人は不妊治療(生殖補助医療)で出生した児がいることになります。
そう考えるとそう珍しいことでもないですね。
そもそも不妊症と言われるのはどういう状況なのか。諸説ありますが一つの目安として、妊娠を望むカップルが通常の性生活1年〜2年を経過した時点で妊娠していなかったら、不妊症の検査のため産婦人科など専門の医療機関を受診した方がいいそうです。
産婦人科では、不妊症の検査をして、不妊治療に入る訳ですが、具体的に「どんな治療をするのか?」「またどのくらい費用と年月がかかるのか?」「不妊治療の成功率は?」「何歳まで出来るのか?」というのが一番気になるところであると思います。
詳しくは下記の医療機関の専門ページのリンクを見ていただけたらと思います。
(一般社団法人日本生殖医学会HP「不妊症Q&A」を参照)
出典:一般社団法人日本生殖医学会|一般のみなさまへ - 不妊症Q&A:Q1. 妊娠はどのように成立するのですか?
不妊治療で出来ること
不妊治療の詳細な治療方法についての説明は、上記のリンクに譲るとして、筆者と妻が現在治療中の身として、とても簡単に説明させて頂くと、(現在共に42歳。不妊治療通院約4年、専門の医療機関に通院中)
第一段階タイミング法。女性の排卵日に合わせて性行為をする。
第二段階人工授精。男性の精子を取り出して選別し、精子の運動率が良好なものを子宮腔内に注入する。
そして現段階で最先端の治療方法は体外受精です。排卵前に体内から取り出した卵子と精子の受精を体外で行う治療です。
そして卵子と精子を外で受精させて、ある程度育った良好なもの(細胞分裂を繰り返し)を体内に移植する(子宮に移植する)という治療方法です。
女性の妊娠率って?
「どのくらいの確率で妊娠するのか?」というのは例えばの話として、日本の総人口ほどの精子が射精されても、幾多の関門を越えて、卵子を取り囲めるのは数十~数百個。そこからさらに卵子に入ることが出来るのはその中から基本的にたった1個なのです。
不妊治療の生産率でみると、32歳ぐらいまではほぼ一定で、約20%の生産率がありますが、32歳より高齢になると徐々に下降し(約1%/歳)、37歳からは下降率も急激(約2%/歳)となっています。39歳では10.2%ですが、40歳では7.7%、44歳で1.3%と40歳を超えると不妊治療(生殖補助医療)での結果もかなり厳しくなります。
また、妊娠後の流産率をみると、31歳ぐらいまでは約16-18%で推移しますが、32歳から徐々に上昇し37歳ぐらいからは急激な上昇となります。39歳で30.4%、40歳で35.1%、43歳で55.2%となっています。
このように治療成績は、年齢がその成績に大きく影響していることがわかります。治療を受ける場合でも可能ならばより若い時期に受けることが大切になります。
この不妊治療確率を低いと見るか高いと見るかは判断をお任せしたいと思いますが、どんなに最先端の治療をしても、または女性の年齢が若くても最高で20%の確率ということになります。それだけ妊娠するというのは難しいことなのです。
(各データは一般社団法人日本生殖医学会HPを参照)
まとめ(妊娠って難しいのは人間だから)
ここまで見てきて、確率的に妊娠は難しい。そして子供は凄い確率で生まれてくる言うのがお分かり頂けたと思います。
また現代医療で「不妊治療」最近よく聞くけど、「治療は一体何するの?」というのものお分かり頂けたと思いますし、芸能人の高齢出産の例などを見ると、不妊治療をすれば誰でも妊娠はそれなりに出来ると思っている方もいるかも知れません。
しかし現代最先端医療を持ってしても32歳までで妊娠率20%が最高なのです。
次に「もっと具体的に不妊治療のこと知りたい」「不妊治療には一体費用はどのくらいかかるのか?」「期間はどのくらいかかるのか?」ということですが、それは第3回にお話ししたいと思います。
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株式会社La pureté ラピュルテの代表取締役 柿谷圭之助と申します。大学にて医療、健康、美容について学び、これまで20年一貫して健康産業に従事しています。弊社は、サプリメント、化粧品、雑貨、食品の仕入卸販売と商品開発、講演活動を行っております。また医療、健康、食品、美容に関するライター、コピーライターもしております。仕事の依頼はHPからお願いします。
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