産後クライシス。あなたは経験しましたか?
ずばり、今回のテーマは「産後クライシス」!
この言葉自体、私はあまり知りませんでしたが、みなさんはご存知でしたか?
子供が産まれて幸せな結婚生活…かと思いきや?!
こんにちは、タネちゃん。です。
ずばり、今回のテーマは「産後クライシス」!
この言葉自体、私はあまり知りませんでしたが、みなさんはご存知でしたか?
実はこの言葉、比較的新しいもののようで、その語源はNHKの情報番組が作った造語であり、クライシス(crysis)は、そのまま危機・局面・崩壊を意味しています。気になるその定義は「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況」というものです。
実はこれ、きちんとしたデータにもその傾向が現れていて、厚生労働省が5年に一度行っている母子世帯調査(平成23年版)によると、離婚した時期で最も多いのが子どもが0歳~2歳の頃なんだそう。
そういえば私もそんな時期あったかも?なんてちょっと思い当たるところもあり…。
そこで今回はこの「産後クライシス」について考えてみたいと思います。
「産後クライシス」起こってしまうには理由があった
先日の私のコラムで、「出産=お母さんの始まり」という内容のものを書きましたが、出産に対しての知識はなんとなく学校の授業で習ったり、年齢を重ねれば周りで経験する人も出てきて、それなりに身近なものとして感じることもありますよね。
でも、出産後の話って、聞いたことありますか?
赤ちゃんのいる生活って、経験もなければイメージもない、ましてや自分の体にどんな変化が起こるのか、なんて、全く想像もしていない方が大半なのではないでしょうか。
ここに産後クライシスが起こる原因があるようなのです。
原因としてまず、なんといってもライフスタイルの変化があげられます。
出産前であれば、パートナーとの時間を作ることはそれほど難しいことではなかったと思います。しかし、出産後は生活の中心に赤ちゃんがいて、家事はおろか自分のことでさえままならなくなることも多々ありますよね。
この不自由になることに対するストレスやイライラが溜まって引き金となるようです。
そして次にあげられるのがホルモンバランスの変化です。
出産後は、妊娠中に大量に分泌されていたホルモンが一気に減少するので、ホルモンバランスに大きな変化が現れ、その影響で精神的に不安定になることがあります。
その影響で結果として攻撃的になってしまったり、落ち込みやすくなったり、と産後うつなどの症状を発症することもあるんだとか。
これは自身でコントロールすることが難しいことなのでどうにも出来ないものなのでしょう。
産後クライシスをうまく乗り切るコツは、このあたりのことを事前に知っておいて、自分に起こる変化に対する心構えを持っておくことかもしれません。
私の場合の「産後クライシス」
冒頭でも少し触れましたが、この産後クライシス、今思い返すと私にもあったように思います。
私の場合、その症状は、なぜか旦那さんの顔を直視できない、というもの。
自分でも本当に不思議ですが、旦那さんの顔を見ること自体、イライラするほど本当にイヤでした。今、思い返しても随分とひどい話です。
息子は自分の血を分けた存在で、まさに神の造形!私の目には完璧なものに映るのです。
対して旦那さんときたら…好きで結婚したはずなのに、なんだこの顔、なんて感情しか起きません。(ちなみに両親や姉妹に対してはそんなことありませんでした。)
なんとも理不尽な私の感情ですが、これが出産後の生活に変に尾を引いて、旦那さんの顔を見るだけでイライラする!なんてめちゃくちゃな気持ちになりました。
さて、私がこれをどうやって解決したのかというと、理由にならないような理由を説明して、旦那さんの顔を無理に見ないようにしました。
いつも伏せ目がちで会話をしている私を、そっとしてくれていた彼には本当に感謝しています。
そして息子が1歳の誕生日を迎えた頃、いつしかこの変な感情も薄れて、また前のように自然に話せるようになりました。
ライフスタイルの変化やホルモンバランスの変化によって引き起こされる産後クライシスは、それ自体を避けることはなかなか難しい事かもしれません。
ですが、パートナーと今自分に起きている変化について、話し合い知ってもらうことで、随分と精神的な負担も軽くなるように思います。
パートナーにとっても理由がわかれば、対応も気持ちも違ってきますよね。
せっかく恵まれた子供、しかしその影響で夫婦仲が悪くなってしまうというのも悲しい話です。
一人で抱え込まず、周囲やパートナーの理解を得て、家族みんなで乗り切っていきたいものですね。
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働くお母さん。
時に謎の神経質、それ以外は適当かつ豪快。
好奇心旺盛な楽観主義者。
お母さん歴はまだまだの新米かあさん。
息子と娘の育児に日々、奮闘中。
まだまだ「タネ」だけど、いつか、「お母さん」の花を咲かせたい☆
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
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