セラピストの心構えとしてのマッサージの準備〜トリートメントルーム編②〜
前回に引き続き、セラピストの心構えとしてのマッサージの準備〜トリートメントルーム編②〜です。
マッサージに適した空間と環境を作ることは、マッサージセラピストとして大切な仕事の一つです。
音楽
古代から音楽療法があるほど、音には癒しの力があると言われています。好きな音楽を聴いたりするとリラックスしたり、波の音や小川のせせらぎを聞くと心が落ち着いたりするのはそのおかげです。
アバサスパのガーデンエリアのカバナでのマッサージは自然の風の音や鳥の鳴き声が聞こえますが、普通のトリートメントルームではそれは難しいところです。
その代わりに、波の音や小川のせせらぎのような自然の音を使ったヒーリングミュージックやモーツァルトのようなクラッシック音楽などを心地よい程度の音量で流しましょう。禅をテーマにしたものや深いリラックスを目的にしたヒーリングミュージックCDがたくさんあるので、その中で自分のマッサージトリートメントに合うものを探すと良いでしょう。
このようなBGMは五感の中の聴覚を通してお客様にリラックスしていただくだけではなく、外部からの音を遮る目的でも使い、お客様のためのプライベート空間を作ってくれます。
香り
香りは人の感情や行動、記憶を司る大脳辺縁系に直接働きかけて様々な効果をもたらしてくれます。良い香りに包まれながらマッサージを受けることで、心身ともにリラックスでき、ストレスから解放されます。
エッセンシャルオイルをお部屋に焚いておくことも一つの方法ですが、マッサージ後にお客様にお渡しするホットタオルをラベンダーなどのエッセンシャルオイルを垂らしたお湯で作ったりすると、とても良い香りに包まれます。
この他にも香りをうまく使ってトリートメント効果を高める方法はたくさんあるので是非活用しましょう。
ただし、エッセンシャルオイルを使用する際は、お客様の健康状態によっては使用しない方が良いものもありますので、トリートメント前にしっかりカウンセリングしたりカルテを確認するようにしましょう。
室内のインテリア
室内のインテリはあまり奇抜なものや視覚的に刺激を与えるようなものは置かず、リラックスできる空間にするよう心がけましょう。
カーテンやブラインドなども、できる限り柔らかい色や自然素材色で揃えると良いでしょう。
物もあまりごちゃごちゃ表に出さず引き出しなどにしまい、トリートメント中に必要なものだけを出す、もしくはお客様にアイマスクをした後などに静かに取り出して使いましょう。
いかがでしたか?実際に施術を始めていなくても、室内環境を整えることからトリートメントはスタートしています。
最高のトリートメントを提供するためにも心地よい空間づくりを心がけましょう。
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