〜JAXA が処理した衛星降水データを活用した、初の住宅関連プロモーション事例〜

2018 年の漢字は「災」に決まり、今年は記録的な豪雨に見舞われた年だからこそ、気象のコトを知っておきたいと思います。

特設サイト「Rain Power Graph」は全国１００地点の「気象に関する５つの指標（降雨量／瞬間降雨量／瞬間最大風速／降雪量／UV インデックス）」を偏差値化しました。

家が受ける気象の脅威に関する項目の全国偏差値を水滴グラフで確認できる仕様になっており、衛星データを「家」という視点で編集加工して閲覧できるようにした取り組みです。

甚大な豪雨被害が起きた 2018年ですが、起きた地域はもちろん、今年は被害が起きなかった地域でも、歴史を遡れば甚大な被害が起きていたケースもあります。

家を建てる時など暮らしの様々なシーンにおいて、雨（気象）の脅威を意識するきっかけになることを目指しています。

天気予報でよく耳にする地域が上位ランクインしました。

2018 年、豪雨被害に遭った広島県や岡山県台風による甚大な被害を受けた大阪府などはランク圏外でした。

自然の脅威に立ち向かうには、細かなデータを総合的に見ていく必要があることがうかがえます。

台風、豪雨、豪雪といった被害を受けやすい地域だけではなく、UV による影響や、トータル的にダメージを受ける地域など、データを細かく見ていくことでわかる新事実があります。

広島県・広島周辺の、最も注意すべき気象の特徴は「紫外線」で、全国的に見て高いUV を記録するエリアです。

広島県（広島市）では、 1981 年〜2010 年の間、年間日照時間平均値 2042.3 時間を観測しました。

これは、ブラジル・サンパウロの年間日照時間平均値をはるかに上回る長さにです。

岡山県・津山周辺の、最も注意すべき気象の特徴は「紫外線」で、全国的に見て高い UVを記録するエリアです。

岡山県（津山）では、1981 年〜2010 年の間、年間日照時間平年値 2030.7 時間を観測しました。

これは、那覇市の年間日照時間平年値をはるかに上回る長さです。

大阪府・大阪周辺の、最も注意すべき気象の特徴は「紫外線」で、全国的に見て高い UV を記録するエリアです。

大阪府（大阪市）では、2013 年 8 月、17 日連続で、最高気温 35℃以上となる猛暑日を観測しました。

福岡県・福岡周辺の、最も注意すべき気象の特徴は「総雨量」で、全国的に見て年間降水量が多いエリアです。

福岡県（福岡市）では、1997 年 7 月、1 時間降水量 96.5mm を観測しました。

これは、平均的な福岡の家屋に降り注いだ場合、豚骨ラーメン 1 万杯分以上の体積に相当します。