尿漏れの原因は?

ひとくちに尿漏れといってもいろんなタイプがありますが、代表的なものに「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」の2つがあります。

切迫性尿失禁は、冷たい水道水に触れた刺激や寒さなどがきっかけで膀胱が勝手に収縮してしまい、尿意をもよおしてトイレにかけこむが、間にあわないというタイプで、普通よりも少ない尿量で尿意を感じてしまうので、切迫性尿失禁の人の多くは頻尿になってしまうようです。

腹圧性尿失禁は、くしゃみや咳、大笑い、重い荷物をヨイショと持ちあげた瞬間など、急にお腹に力がかかったときに尿がもれてしまうタイプです。

もともと女性は尿道が短く、尿道が膀胱からまっすぐ下に伸びているというカラダの構造上、男性よりも尿もれしやすい傾向にあります。そのうえ、出産時には尿道を支えている骨盤底筋群が伸ばされてゆるみ、子宮や膀胱が下垂してしまいます。そのため、尿道がしっかりと締まらなくなり、一層もれやすくなるのだそうです。

骨盤底筋の衰えは出産による筋肉へのダメージ、加齢や長時間のデスクワークによる筋力の低下、無理な排尿や排便、重い物を持ち上げることによる負荷などが主な原因です。

骨盤底筋の衰えは20代から始まっているのですが、特に最近は出産年齢も上がってきていたり女性でもハードワークをしている人が多いため、このようなトラブルが増えていると考えられているようです。

くしゃみや咳、大笑いをした時に尿が少し漏れてしまう。また尿意をもよおしてからトイレに行くまでに我慢をするのが辛くなってきつつある方は、骨盤底筋の衰えを疑ってよいでしょう。

骨盤底筋を鍛えましょう!

骨盤底筋は筋肉ですので、日常的にできるエクササイズで鍛えることができます。

イスに座った状態、仰向けや立った状態でもできるので、テレビを見ている時や通勤電車の中などで気軽に続けてみましょう。

立ってやる場合は、次のようなやり方がオススメです。

1.まず、全身をリラックスさせた状態で肩幅程度に脚を広げて立ちます。
2.ゆっくり息を吸いながら、5秒ほどかけて、膣を上に引き上げるようなイメージで締めます。
3.息を止め、膣を締めたまま、5秒間キープします。
4.ゆっくり息を吐きながら、再び5秒ほどかけて身体の力を抜いていきます。

仰向けの場合は、肩幅に脚を開いて少し膝を立てて行います。
イスに座って行う場合は深めに座り、背もたれにお尻から背中をピッタリとつけた状態で、お尻の位置を動かさずに息を吐きながらお尻の穴をギュッと締める感覚で力を入れ、息を吸いながらゆるめます。

軽い尿漏れであれば、骨盤底筋のトレーニングで改善が期待できるでしょう。
早い場合は2週間ぐらいで効果が感じられることもあります。

自分に合った方法で、骨盤底筋トレーニングを始めてみましょう。

吸水ケア用品も充実

今は吸水ケア商品もとても充実しています。
ナプキンでもいいと思いがちですが、吸収するものが違うので内部構造がナプキンとは違うのです。

最初は使うことに抵抗があるかもしれませんが、症状があまり頻繁に出てしまう時は、ぜひ使ってみてください。

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記事監修:薬剤師白石厚子

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