新年のご挨拶「年賀状」…でも結構負担になっている?

「あけましておめでとうございます」
新年のご挨拶と相手の1年の幸せを祈って送る、年賀状、という風習。

近年では年賀状を書く人が減ってきているそうですが、それでもまだまだ多くの方が年の瀬になると年賀状を準備し、作成していることでしょう。
私も大学時代の友人や親戚など、離れて暮らしている人達に家族の近況と子供の成長の様子をお知らせする程度に出しています。

うちの場合は出してもせいぜい30枚以内なので、それほど大変な作業というわけでもなく、1時間ほどで終わるので良いのですが、中には数十枚、数百枚と出す方もいるようで、そういった方の作業時間は…。
きっと忙しい年末に、さぞ大変なのでしょう。

また写真やデザインなどもこだわる方も多く、専用にスタジオで撮影される方などもいて、年賀状自体が大きな負担になる!という方もいらっしゃるようですね。

そういった中でここ数年で増えているのが、「年賀状をやめる!」といういわゆる“年賀状断ち”をする方が、年齢層を問わずに急増しているんだとか。

その方法とはどんなものなのでしょうか。

本来は遠方の方へのご挨拶。しかし付き合いで出すようになると…

もらうと嬉しいけれど、正直、用意するのが面倒な年賀状。
もともと年賀状とは年始のご挨拶に伺いたいけれど、遠方のために直接赴くことが出来ない方へのご挨拶をする目的で始まったものです。
つまりは礼儀に近いものだったんですね。

しかし、本当のところはというと、何か合った時に連絡は取りたいけれど、普段はあまり取る必要が無い方、という距離感の相手との確認ツールのようなものなのでしょう。

ただ、本当に繋がりを確認したい相手であればよいのですが、年賀状だけのお付き合いの人の割合が増え、枚数自体が多くなってくると年賀状自体がストレスと感じるようになる人が多いようです。

そうなってくると難しいのがその辞め時。
世の皆さんはどんなタイミングで年賀状断ちをしているのでしょうか。

一番多いのは「徐々にフェードアウト」パターン

まず年賀状断ちの方法で一番多いのが波風の立たなそうな、「徐々にフェードアウト」パターンのようです。

年賀状のやめ方には、大きく分けて2パターンあります。

一つは、フェードアウトするパターン。もう一つは、すっぱりやめるパターンです。
今年だけ出すのをやめてみて、反応を見てみる。

1年おきに出すことにする。2年おき、3年おき、5年おきなどのバリエーションあり。
年賀状を送ってきた人だけに送り返す。

こちらからは送らず、先方から送られてきた年賀状だけに返信をして「積極的に年賀状を出す気持ちはない」ことを遠まわしに伝えていくパターン。
はっきりと止めるとは言わず、自然とフェードアウトさせていくので数年の時間は必要となる。

確かに年賀状はタダではありません。
資源も利用しますし、1枚当たり52〜62円と、枚数が多くなれば決して安いものでもありませんよね。

一度に全部辞めてしまわなくても、必要最低限、繋がっていたい人との年賀状は残し、お付き合いだけで出していた年賀状を徐々に減らしていく、というのは効率的な気がします。

潔く、スパっと年賀状断ち!

次に多いのが潔く、スパっと全ての年賀状をやめてしまう方法。

年賀状の最後に「今年で最後にする」という文言を付け足す

→もっとも典型的なパターン。実際、そうやってやめる人が多いと聞きます。
1月8日以降、寒中見舞いで年賀状をやめる旨を伝える。

→気をつかう相手・目上の相手に年賀状の辞退を伝える場合は、年賀状の受付がスタートする前の12月初旬までにハガキで報告するとスマートです。

この他にも自身が高齢になったため、健康上の都合により、というものもあり、家族と自身の状況を理由にスパっと辞めるのも、それなりの納得できる理由が用意出来るので良いかもしれませんね。


ちなみにここまでしてもまだ送られてくるようなら、ここまでに紹介したやり取りを数年続けるのは仕方がないことでしょう。

いずれにせよ年賀状断ちをするときには、「あなただけに送るのをやめたわけではない」ということがきちんと伝わるよう、文面に「どなた様にも」というような文言を入れるようにすると良いかもしれませんね。

出し続ける場合は本当に必要な人だけに絞る!

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タネちゃん。

働くお母さん。
時に謎の神経質、それ以外は適当かつ豪快。
好奇心旺盛な楽観主義者。

お母さん歴はまだまだの新米かあさん。
息子と娘の育児に日々、奮闘中。

まだまだ「タネ」だけど、いつか、「お母さん」の花を咲かせたい☆
皆様どうぞよろしくお願いいたします。

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