2012年に国際社会調査プログラム(ISSP)が実施した「家族と性役割の革新に関する意識調査」によると、日本人の夫は世界でダントツに家事・育児をしないことが報告されています。

配偶者がいて18歳未満の子がいる男女が家事にかける週間平均時間は、男性が12.0時間、女性は53.7時間となり、男性の分担率はわずか5分の1です。特に、九州・山口地域の男性は家事関連に携わる時間が全国平均より短く、妻は夫に比べると約7倍働いているという結果もあります。

そんな現状を受け、九州・山口の都道府県では夫による育児や家事サポートの大切さを伝える活動を開始しました。この一環として作成され公開されたキャンペーン動画が今ネット上で話題になっています。動画では、佐賀県知事・宮崎県知事・山口県知事の3名が、少し変わったチャレンジに挑みます。

知事が妊婦に挑戦!?『日本一育児をしない九州男児』を代表した結果は?

知事が妊婦に|九州・山口 ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーン - YouTube

出典:YouTube

7.3kgの妊婦ジャケットを着用し、妊娠7カ月の妊婦に変身

普段の日常生活をするにも一苦労..。
階段の上り下り、靴下を履く、スーパーでの買い物、洗濯物を干して畳むのも、大きいお腹が邪魔をしてうまくいかない様子。

仕事をするのも、ちょっとしたお辞儀だったり、車の乗り降りもやっとの様子です。

そんな体験をした県知事さんも奥さんの苦労がわかったようで、「当時はこんな状態で家事をやっていたのかと思うと…感謝の気持ちでいっぱいになりました」とねぎらいの一言。

今回の体験を終え、佐賀県知事である山口祥義さんはこのようにコメントしています。

「私も知事になり、いろいろな体験をしていますが、妊婦体験は衝撃でした。温かい言葉、さりげないフォローがいかに女性を勇気づけるかを実感しました。」

九州・山口 ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーンのホームページでは、エピソード毎の動画を見ることができます。

まだまだ日本の男性は家事と育児に協力的でない部分がありますが、日本の風習がそうしているかもしれませんね。
ぜひこの動画を観て、思わず重いお腹に手を当ててしまう知事さんをご自身と重ねてみて下さい。
きっと、奥様に感謝の言葉をかけてみたくなりましよ。
動画を観ただけでは物足りない方は、産婦人科やマタニティースクールに、妊婦ジャケットのレンタルを行っている場所もあるようなので、1度体験をしてみてはいかがですか?

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piyoママ

高校生と中学生の子供を持つシングルママです♡
反抗期の子供2人と仕事に家事にと奮闘中!

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