ヨーグルト

ヨーグルトは花粉症に効果がある食べ物の中で、とくに人気が高い食べ物です。

花粉症の人に一日200ml以上のヨーグルトを1年間摂取してもらったところ、3割の人の症状が軽くなったという実験結果も報告されています。

ヨーグルトだけではそこまで効果がないので、野菜も一緒に食べるのがポイントのようですね。

レンコン

ヨーグルトと一緒に食べる野菜で特にオススメなのがレンコンです。

これは3ヶ月で81%の人に花粉症の症状緩和が認められたということで、試してみると良さそうです。

レンコンに含まれる成分がアレルギー症状を抑え、免疫効果を活性化する効果があります。

えごま油

花粉症に悩んでいる人にぜひやってもらいたいのが油を変えることです。

実はサラダ油などのリノール酸を摂りすぎることで、アレルギーが引き起こされてしまうのですが、えごま油などのαリノレン酸にはそうした働きを抑える効果があります。

リノール酸の悪影響を減らすためにはαリノレン酸とリノール酸の摂取割合1:2にすることが望ましいのですが、現代人は1:20ぐらいになっており、完全にリノール酸を過剰摂してしまっているのです。

花粉症を発症する人が増えているのは、このことが関係しているともいわれています。


ちなみにリノール酸はカップラーメンやフライドポテトなどの揚げ物全般が多いのはもちろんのこと、納豆、豆腐、豆乳、クルミといった豆類にも意外と多く含まれているので、花粉症の人は注意しておきましょう。

シソ

シソもえごま油と同じでαリノレン酸を多く含んでいるのでおすすめです。

スギ花粉症患者にロスマリン酸高含有シソエキスを21日間投与し続けたところ、目のかゆみや鼻のかゆみが改善し、鼻水に含まれる好中球が減少したという報告があるそうです。

最近はシソサプリメントやシソジュースなども出ているので、飲んでおくと気軽に対策できて良いかもしれませんね。

トマト

トマトに含まれるリコピンを継続的に摂取することで花粉症の症状が緩和をする効果がありますが、トマトは生で食べてしまうと逆に悪化をすることもあるので必ず調理をするか、加工品を食べてください。

特に加工品は、リコピンが生のトマトの3倍も多く含まれているので、花粉症対策で食べるのであればトマトジュースや缶詰といった加工品がおすすめです。

花粉症などのアレルギー反応は、ヒスタミンという成分が体内に放出され、それがくしゃみや目のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こしています。

市販薬でも抗ヒスタミン剤ってよく聞きますよね。実は梅を食べることでこの抗ヒスタミン剤と似たような効果が得られるのです。

いかがですか?

薬に頼る前に、日々の食事で花粉症対策ができればうれしいですよね。
普段、なんとなく口にしている食べ物が、つらい花粉症を改善してくれるかもしれませんよ。

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記事監修:薬剤師白石厚子

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