学習障害と診断された時のショック

ちょうど、子供が小学校2年生ころ僕の家内が担任の先生から呼び出しをされました。お宅のお子さんは、「落ち着きがない」「言うことを聞かない」「協調性がない」「先生の言葉を理解しない」などと親としては信じたくないようなことをずらずらっと言われました。
家では普通にいい子ですし、特段問題のない行動で親の言うことをちゃんと聞く子供でした。小学2年生で、少し言葉足らずくらいに親の僕らは思っていました。

僕が仕事が終わって家に帰ると、家内は泣きながら僕に学校の先生に言われたことを語ってくれました。その内容は、信じがたい内容で授業中突然立ったかと思うといきなり勝手にトイレに行ったり、宿題をやってきなさいと前日に言っても全くやってこない、授業の内容と関係ないものを授業中に求めてくる、などなど。

僕たちは、翌日病院へ行き小児科に相談すると、専門医がいるから紹介されて診てもらいました。

その診断結果は、「学習障害」。

学習障害とは、いろいろと説明を受けたものの話を聞いていると思い当たる節がありました。

実は僕自身もそうだったのかもしれない。

僕が小学生の頃、長男と同じように先生の言っていることが全く理解できませんでした。最たる例は、小学校6年生の時に家庭科の授業でエプロンを翌週までに提出しなさいと言われていたみたいですが、僕はその提出するっていう行為がわからずに普通に出席していました。もちろん何もやらずに。

なんでみんなエプロンを持ってきているのだろうって思ったのですが、そもそも先生の言っていることが理解できずに困った覚えがありました。

そもそも、これまで授業の内容などについても全く理解ができず、通知表の5段階評価で2と3しか取ったことがありませんでした。

先日も小学校の時の同窓会があったのですが、「小学生のころお前って頭悪かったよな」と笑い話をしたくらいです。

長男のその後について

長男は、小学校4年生くらいまで先生が常に横について授業を受けていました。それくらい問題児扱いされたそうです。小学校4年生の半ばくらいから、少し落ち着きがないくらいになったのですが、それからは先生が横につかなくなりました。このころから、理解力や行動に自信がついたのか、普通の子供と同じようになってきました。むしろ、学級委員長などを率先して立候補するようになりました。
小学校6年生にもなると、児童会長に立候補すると言いだして実際に児童会長になってしまいました。
中学に入り、現在は中学3年生になりましたが生徒会長になり、学校の成績も学年で5番以内に常にいるようです。受験する高校も県内では一番いいと言われている高校を受験すると言っています。

私もそうですが、自分自身も学習障害だったんだろうと思いますが、大学まで普通に行き、新卒では一部上場企業の証券会社に入りました。

学習障害というのは、自分に自信が持てるようになると一気に解消するようです。元は頭が悪いわけではなく、むしろ優秀になるケースが多いようです。

あまり心配しないで、お子さんを信じて見守っていただくことが一番大切ですね。

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榎本正義

3人のパパです。仕事と家庭を両立をしているバツイチの女性上司を持つ39歳のサラリーマンです。

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