ママ・パパが感じている印象として、外出先で子どもが泣き出すと、周りから冷ややかな視線を受ける、という結果が出ましたが、中には、手助けしてくれる人もいると言っています。

「外出先で子どもが泣き出して、周りの人に助けられたことはありますか。」と聞いてみたところ、半数を超える人が経験ありと回答しました。

どういった手助けをしてくれたのか、具体的に聞いてみました。

・一緒に笑ってくれた
・一緒に遊んでくれた
・子供は泣くことが仕事だからといって笑顔を見せてくれた
・電車で泣き出した時にベテランママさんが上手にあやしてくれた
・寒い日に飲食店で泣き出してしまい、抱っこして外に出ていたら、
店員さんが大丈夫よと言って中へ入れてくれた
・子供がお店のものを落としながら、やんちゃを言っていた時にニコニコ笑いながら片づけてくれた
・病院の待合室で泣き出したら、看護師さんがずっとあやしてくれた
・電車で席を譲ってもらった
・ショッピングモールで泣いている子供を着ぐるみの人が見つけてあやして泣き止ませてくれた
・飛行機で泣き出した子供をあやしていたら、隣の席の方と後ろの席の方が一緒にあやしてくれた。

泣き止まない子どもを、一緒にあやしてくれたり、微笑んでくれたりして助かった経験がある人が多いように見受けられました。

また看護師さんやショッピングモールでのエピソードを見ていると、どんな人に対しても最高のサービスを提供できるように対応されている姿勢が見て取れました。

子どもを連れている側も、周りも。「泣き出す子ども」を受け入れるために必要なこととは

最後に、どうなれば、もっと子どもを連れて、外出しやすい世の中になるのかを、自由回答で質問しました。

・全ての人が一度通った道(誰もが赤ちゃんだったことがあるということ)という意識を持つ
・子連れ側もそれなりの配慮があれば周りは優しくなるかと。
・子供連れ専用の電車など専用の施設、乗り物があれば良い。
・親が気を付けて周りに配慮する、それに対して周りが寛容になる
・子連れも子連れでない方ももう少し心に余裕を持てられれば良いかと思う
・自分たちが子供を育てていた時などを思い出して、もう少し優しい気持ちで見てほしい
・子供に配慮した施設が増えるといいと思う


寄せられた回答を総合すると、「自分にも小さな子ども時代があったことを思い出して欲しい」「自分が子育てしていたとき の気持ちを思い出して欲しい」という子ども・子育てする側の気持ちになって欲しいという意見や、子育てする側にも一定 の配慮や気遣いが必要という自分たちの身の振り方を問う意見、そして「子どもは泣くのが仕事」という考えが広がってほし いという意見や、小さい子ども専用の施設ができてほしいというシステム面に言及した意見などが見られました。

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記事監修:薬剤師白石厚子

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