最近太ってきた

肥満はいびきの最大原因です。体重が増えると首回りも太くなりますので、鼻やのどなどの呼吸の通り道である“上気道”にも脂肪が沈着し、空気の通りが悪くなります。

この上気道が脂肪により狭くなると、呼吸の際に上気道の中の粘膜、とくに軟口蓋や口蓋垂や舌根などが振動し、その振動音がいびきとなって出てくるのです。

最近太ってきたかなぁ..。と感じる方は、標準体重を目指してダイエットをしてみましょう。

50歳以上の方

呼吸の通り道である上気道が狭くなることがいびきの大きな原因であることを記しましたが、加齢にともなって、鼻やのどなどの呼吸の通り道である“上気道”を支える筋肉の緊張が緩んでしまうことがあります。このことが原因で50歳以上になると、いびきをかく人口が増加します。

鼻詰まりの人

鼻がつまっていると当然口呼吸になりますが、口呼吸は鼻呼吸に比べて空気を吸うとき上気道にかかる陰圧が強くなり、上気道が閉塞しやすくなってしまうのです。
この上気道の閉塞は、やはりいびきをかく原因となってしまいます。

閉経した女性

女性は、女性ホルモン(プロゲステロン、エストロゲン)の存在がいびきを防ぐのに役立っています。いびきをかくのが男性に多いのは、その理由なのです。

しかし女性ホルモンの分泌が低下してくる閉経後は、女性にもいびきをかく人が増えてきます。

また、閉経後に体重が増加する傾向もありますので、上述したように“閉経+肥満”がいびきに繋がります。

甲状腺機能低下症の人

甲状腺機能低下症の人は、甲状腺ホルモン低下のために上気道および舌がむくみっぽくなり、物理的に上気道が狭くなる傾向があります。

このケースは、まず病気の治療が必要です。

仰向きで寝る習慣がある人

仰向けに寝ると、重力の関係で舌の位置が背中側に落ち込みますので、上気道を狭めてしまいます。横向きでも重力の影響は受けますが、側面には舌のように上気道を狭くする大きいものがないため、影響が少なくてすみます。

寝付くときには横向きでも、その後仰向けになって寝てしまうと結局上気道を狭くすることになってしまいますので、横向きに寝た状態で背中側に細長く丸めた布団などを置いて、仰向けにならない状態を作るといいでしょう。

高い枕を使用している人

高い枕を頭の下に入れると自然とあごを引いた姿勢になり、下あごと脊椎の距離が近づいて圧迫されることになります。この形が、上気道をふさがりやすくしてしまっているのです。

同じく、下あごと脊椎の距離が近づいてしまう寝かたとしては、「口を開けて寝る」「両手を挙げて万歳の恰好で寝ること」という格好があります。

どうしても高い枕がやめられない方は、その枕で横向きに寝るといいようです。

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記事監修:薬剤師白石厚子

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