動画について

①ポイフルさんのヒントムービー

若本さんが演じるハイテンションなハートのポイフルさんが登場し、恋に悩んでいる女の子に向けて、恋が叶うラッキースクショ動画を見る為の“ひみつの合言葉”を教えてくれます。
ハートのポイフルさん曰く、「“ひみつの合言葉”をGoogle先生で検索するとラッキー動画への道が開かれる」とのことです。
若本さんの渋い声と、見た目はキュートなハートのポイフルさんとのギャップにも注目です。

②【限定公開】ラッキースクショ動画

突如叫ばれる「コングラッチュレイショ〜〜ン!」の声。大当たり感満載の冒頭、幕が開くとそこは様々な幾何学模様がくるくる回る不思議な舞台。若本規夫さんが声優を担当するハートのポイフルさんが、玉座にどっしりと座っています。
ハートのポイフルさんが「ココ!!」と言った瞬間、なんと背景の模様が組み合わさり「LOVE」の文字が出現!このラッキーな瞬間を見事スクリーンショットできると、恋が叶っちゃうみたいです。
40秒ほどすると一度幕が閉じて終わった風になりますが、なぜか再び幕が開き、なんと1分以上の”メイキング集”が始まります。カット〜!とカチンコを打つスタッフもポイフル人形。ハートのポイフルさんのヘアメイクを担当するのもポイフル人形。そのすべての声が若本規夫さんという異様な世界で、ほっこりしょうもない会話がなされていきます。むしろこちらが本編なのではないか?という気合いの入れよう。最後まで目が離せません。

スタッフ

■人形:
人形劇場「ひとみ座」
1948年創立の日本を代表する人形劇団。
人形制作から演技(操作)まで一貫しておこなう。
過去には「ひょっこりひょうたん島」、日本版「セサミストリート」など往年の作品からももいろクローバーZなど、最近流行りのコンテンツも精力的に手掛ける。現在もNHKの人形劇番組に多数参加。

■声:
若本規夫(わかもと のりお)

ハートのポイフルさん:若本規夫 新人AD:若本規夫
先輩AD:若本規夫 プロデューサー:若本規夫
ヘアメイク:若本規夫 カメラマン:若本規夫
カメラマン助手:若本規夫 美術スタッフA:若本規夫
美術スタッフB:若本規夫 照明スタッフ:若本規夫

若本規夫(わかもと のりお)
10月18日生まれ
声優、ナレーター。
代表作に『サザエさん』(穴子)、『ドラゴンボールZ』(セル)、『銀河英雄伝説』(オスカー・フォン・ロイエンタール)、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ(シャイニング早乙女)、『人志松本のすべらない話』(ナレーション)などがある。

~若本さんからのコメント~

Q1:1人10役、やってみていかがでしたか?
A:汗はかきましたが・・・やりがいはありました。面白かったです。
Q2:次また1人10役の仕事が来たら挑戦しますか?
A:もうしんどいかな(笑)・・・その時に考えます。
Q3:どのキャラクターが最もお気に入りでしたか?
A:ハートのポイフルさん。下積みが長く、若い頃は下北沢の小劇場で演じていた・・・というキャラクター設定が魅力的。
Q4:ハート型のポイフルを発見したらどうしますか?
A:すぐ食べちゃいます。人には見せません。
Q5:女子中高生向けの「恋が叶うラッキースクショ動画」ということでしたが、若本さんは学生の頃、恋の願掛けなど信じるほうでしたか?
A:特にございませんでした。
Q6:甘酸っぱいポイフルにちなんで、若本さんの「甘酸っぱい恋のエピソード」を聞かせてください。
A:学生時代は硬派でしたので・・・。

音声収録の裏話

今回の動画では、先に若本さんの声を収録し、後からその声に合わせて人形を動かすという「プレスコ」という方法が用いられました。音声収録では、若本さんが原稿をすみずみまでチェック。キャラクターの設定と若本さんらしさを織り交ぜながら、語尾などを細かくアレンジしてくださいました。
収録が始まると、みるみるうちに「ハートのポイフルさん」のキャラが出来上がっていきます。恋を叶える説得力と、おちゃめでキュートな遊び心たっぷりの「ハートのポイフルさん」に、制作スタッフも大爆笑。チャラいプロデューサーや新人ADなど、スタッフ役もどんどんこなしていきます。中でも、2016年流行語大賞に選ばれた「“神ってる”んですけど〜?」のセリフが印象的なヘアメイクちゃんは、いつもの重厚な若本さんからは想像できない可愛らしいキャラクターに。アドリブも満載の楽しい収録となりました。

撮影風景

若本さんの音声収録の数日後、人形の撮影が行われました。場所は、日本を代表する人形劇団、ひとみ座のスタジオ。用意されたハートのポイフルさんは幅43cmほどで、フカフカした表面と幅広なハートのフォルム。厚みや口の大きさなど、何度も打ち合わせを重ねてきた集大成がそこにありました。
ひとみ座の劇団員の皆様が動かしはじめた瞬間、命が吹き込まれたかのように躍動し始めます。テンションの高い若本さんの声に合わせて、口をパクパク、お手手をフリフリ、水を得た魚のように演技をするハートのポイフルさん。その芸術ともいえる絶妙な表現力にスタッフ一同「さすが・・・!!」と感嘆の声。大きなポイフルの箱を運ぶスタッフポイフルくんたちの姿も、思わず「よっこいしょっと」と声が出てしまうような動きのリアリティーでした。
背景の「LOVE」の仕掛けは一見システマチックに見えますが、1つひとつモーターを回転させているというアナログ制御方式。なんともクラフト感あふれる舞台で、終始和やかに撮影は進んでいきました。

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記事監修:薬剤師白石厚子

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